COLUMN

【スタッフ研修レポート】酵素技術のプロが作ったサステナブル洗剤を学ぶ

2025.04.21
training・スタッフ研修

2025年最初のスタッフ研修は” 洗剤革命”と題してナチュラルなのに汚れを落とす、地球環境に優しく” サステナブルなお掃除”をテーマにしてみました。
 

 

研修内容は3月のコラム『環境にも身体にもやさしい家事とは』でもご紹介したイーオクト株式会社で今春リニューアル発売されるイージム洗剤の油の分解実験やサステナブルな衣類ケアを提唱しているドクターベックマンのシミケア商品、色移り防止シートを使った染料の吸着実験などを行いました。
また、スウェーデンDuotex®社によるマイクロファイバーを使った水だけで菌も汚れもとるお掃除クロスやモップもご紹介。
 


 

実験の前に、チーフトレーナーからサステナブルなお掃除とは何か?というお話がありました。よく落ちる洗剤は液剤が強力な分、人体や素材、環境にも負荷がかかっています。私たちが普段何気なく使っている洗剤に対して意識が変わる瞬間でした。
 


 

最初の実験は油汚れの分解具合をみる実験です。サラダ油を垂らしたお皿を用意し、イージム洗剤、A洗剤、B洗剤(普段よく使っているもの)を3プッシュそれぞれに吹きかけ5分ほど放置しました。
 


 

お皿を傾けて、A、Bの洗剤が真ん中に油が張り付いて残っているのに対し、イージム洗剤は油と洗剤が混ざり合ってサラサラと動いていました。これはイージム洗剤の酵素が汚れの粒子を分解しているからで、なんと1秒間に300万回という高速分解をしているんだとか。排水口に流れていったあとも酵素が汚れを分解していくので、環境にポジティブな影響を与えます。
 


 

続いて色移り防止シートを使った染料の吸着実験です。毎日のお洗濯が実は環境にダメージを与えています。洗濯機で洗濯すると大量の水を使い、排水します。
その排水の中にはマイクロビーズ(マイクロプラスチックファイバー)が含まれていて、海の生態系に影響を及ぼしていることが問題になっています。そのため、洗濯の回数もできる限り少なくすることが環境への負荷を減らすことになります。
 


 

色移り防止シートを洗濯時に1~3枚ポイッと入れるだけで、色移りの心配なくまとめて洗えます。色素をシートが吸着して、色を外に流しません。仕分けの必要がなくなるので洗濯回数が減り、その分の環境負荷がなくなりエコになります。
 


 

その他にも染み抜きの実験やクレヨンを水で濡らした一般的なクロスとMQクロスでふき取る比較実験なども行いました。
 


 

また、ベランダの外壁汚れにイージム洗剤をふきかけ、数秒後に拭き取っただけのビフォーがあまりにも綺麗になったのには皆さん感動していました。
 


 

実験後はスタッフの皆さんと座談会。普段のお仕事での困り事や素朴な疑問など気軽に意見交換をして交流を深めました。スタッフの皆さんのご協力の元、にぎやかで学びのある研修となりました。
 
ミッシェルでは入社後もこのようなスタッフ研修を随時開催しています。今後もスタッフさんの意見を取り入れながら、技術や知識のスキルアップになる研修を行っていきます。

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