COLUMN

ホッとできる家庭料理を味わいたい。だったら料理代行を試してみよう!

2026.04.20
Staff・働く仲間インタビュー

仕事や子育てに忙しい方から「料理するのが面倒だ」という声をよく耳にします。メニューのマンネリ化や調理の手間、後片付けなど、作り手の負担が大きい一方、自宅ですぐに出来立てを食べられるなど利点も多いですよね。そこで今回は、お客様からの指名も多い料理代行スタッフの岡野さんに、『料理代行』サービスの魅力や、プロとして心がけていることなど、たくさんお話を伺いました。

 
2604写真1

 


海外生活と長年にわたる主婦業によって
培われた料理の腕

 
― お料理が得意になったきっかけは?
岡野さん(以下、岡野):元々、お料理することは好きでしたが、結婚後は家事や子育てに追われる日々でした。そのうちに夫の転勤でアメリカに赴任したのですが、向こうの慣習で、知人のお宅へお食事に招かれることも多くありました。他にも近隣のアメリカ人からパンを入れるカゴ作りを教わるなど、テーブル周りのことは一通り学びました。そんな中、偶然同じマンションに住む日本人女性がフレンチレストランで働いていて、彼女が試作したお菓子をご馳走になるうちに、興味が湧いてきて、本格的な洋菓子作りを習うようになりました。

 
― アメリカへの赴任生活で貴重な経験をされましたね。その後は?
岡野:アメリカで3年過ごした後、今度はエジプトに赴任することになり、4年間過ごしました。実はエジプトってヨーロッパに近いので、イタリア料理やギリシャ料理など、ヨーロッパ各地の美味しいお料理がたくさんあるんですよ。色々と食べに行く機会にも恵まれました。他にもエジプト人の友人に郷土料理の作り方を教えてもらったり、一緒に市場へ買い物に行ったりしていました。加えて、子どもの学校の役員もやっていたので、自宅に知人を招くことも増え、手料理をお出しすることも多くなりました。

 
― 海外の食文化を体験することで、お料理の腕を上げられたのですね。
岡野:エジプトでの生活で一番困ったことは、和食に適した素材が中々手に入らないことでした。駐在している日本人も皆さん苦労されていたんです。それで現地のものを使って和食作りにチャレンジしてみたら、意外とできることがわかって、知り合いに教えたりしていましたが、やっぱり、日本人として和食のことをもっと知りたいと思い、帰国後、老舗料亭へ和食と和菓子作りを習いに行くことにしたんです。

 
2604写真2

 
2604写真3


取材当日も春らしい和食ランチをご用意してくださいました。一品一品優しい味付けでセッティングも鮮やか。締めは桜の花漬けをあしらった上品な甘さのスイーツです!

 

息子さんに背中を押され
好きだった料理作りが生業となる

 
― 本格的にお料理の仕事をしようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
岡野:帰国して家の事が落ち着いた頃、息子から「ママも仕事した方がいいよ」と言われたんです。しかも、「料理が得意なんだから、料理を作る仕事でみんなに喜んでもらえたらいいなぁ」って。

 
― 息子さんから提案されるとは意外でしたね。
岡野:そうですね(笑)。息子が、「うちのいいところは、いつ冷蔵庫を開けても美味しいものがあることだよね」と言ってくれたのです。ずっと家事に追われる多忙な日々でしたが、やっと報われたというか、嬉しかったですね。

 
でも、今まで外で働いたこともなく、どうしたら良いか困っていたら、息子がネットに情報をアップしてくれたんです。そうしたら少しずつ人が集まり、お料理教室をスタートさせることができました。他にも市民センターからの依頼で「世界の料理」というテーマで教えたりもしていました。

 
― 母親思いの優しい息子さん、素敵ですね!そこから、料理代行の仕事に就くようになったのはなぜ?
岡野:新型コロナの影響で、しばらく教室を休むことになってしまい、人と接する機会が急に減ってしまったんです。これじゃダメだと思い、求人サイトを見ていたところ、ミッシェルさんがお料理スタッフを募集していたので応募しました。こんなタイミングで自分の特技を活かせるお仕事に出会えて、とても嬉しかったです。

 
― お料理教室と、お客様宅でお料理を作るのでは、求められる能力が違うと思うのですが……。
岡野:そうですね。お料理教室は、事前にこちらで決めて準備できますが、お料理代行のお仕事は、現場に行ってから想定していなかったことも多々起こります。例えば、あると思っていた調味料がなかったり、予定していたメニューの食材が手に入らなかったり……。その度に適宜対応しなくてはいけません。今思えば、そこにあるもので工夫する力は、海外生活で養われたのかもしれませんね。

 

また、同じメニューを連続して作ることはしないので、どれだけレシピのバリエーションを持っているかも大事です。そういう意味では、私は海外で美味しいものを色々食した経験や、お料理のプロに習ったことがとても役に立っていると思いました。改めて作り手の引き出しの多さが問われるお仕事だと感じます。

 
― 実際の作業時間の他にメニューを考える時間も必要です。週3日以上訪問するお客様とか、相当レシピのバリエーションがないと厳しそうですね。
岡野:今、私が担当しているお宅は、お買い物からお願いされているので、事前にお客様の好み、栄養バランス、召し上がる人数や時間帯などを考慮してメニューを組み立てます。もちろん、旬の食材を使ったものを前提に、前回と被らないメニューです。私はそれをノートに書いて、毎回持参するようにしているんです。
 

2604写真4


考案したメニュー、使用する食材、分量まで、日ごとにびっしりと書き込まれた岡野さんのオリジナルノート。

 
― すごいノートの数です!
岡野:お客様のお宅に伺うようになってから、ずっとメモしているんです。記録しておけば、いつ何を作ったかすぐに分かりますし、その時の反省点なども振り返ることができるでしょ?!書くことで段取りもシュミレーションできますし、当然、契約時間内に終了させないといけないので、ざっと時間配分もイメージします。

 
― 他にはどのような点に気を使われますか?
岡野:お召し上がる人数が減ったり、ご帰宅時間が遅い場合は、気配りが必要になりますね。ラップをかけるか、保存容器にメモを付けて冷蔵庫に入れてから帰ります。やはり、全員食卓に揃わないご家庭も多いので、すぐ温められる状態にし、保存可能なメニューにするようにしています。基本的なご要望は、事前にマネジャーさんから共有されていますが、実際に訪問してみないと分からない点も多いのです。そのお宅にあった方法を見つけることも、スタッフに求められている能力だと実感させられました。

 
2604写真5


ご自宅は白を基調に、岡野さんが少しずつ買い集めた透明なガラスの器がたくさん飾られていました。

 

新しい取り組みである
スポットメニューの担当スタッフとして参加

 
この春、スポットメニューのモニターテストがスタートしました。お客様にメイン2品から1品お選びいただき、プラスでお任せの副菜3品、デザート1品、計5品をお作りするサービスで、実施に向けてプロジェクトチームが検討を続けています。

 
― 岡野さんもスタッフとしてこのプロジェクトに参加されていますが、やってみていかがですか?
岡野:メインメニュー2種については、自分なりに試作を繰り返しました。レシピは渡されているのですが、美味しいかどうか自分でも試食してみないと、ちょっと不安ですからね。分量通り作れば良いというわけにはいきません。

 
― 社内でも何度か試食会をやり、意見交換を行いました。
岡野:社内の意見も参考に、メインのお肉料理はレシピを調整し、副菜に使う旬の食材は、手に入る期間が短い物もあるので、定番野菜のバリエーションを増やしました。デザートは、基本形がしっかりしていれば、トッピングで変化がつけられるので大丈夫とか(笑)。テスト期間中なので、私も色々と意見やアイデアをお話させていただきました。

 
― 試食してみた感想ですが、全体的に優しい味で、食べていてホッとできました。
岡野:それが家庭料理の一番良いところだと思います。毎日食べても飽きないというか、ホッとできる味。外食には見た目の派手さやインパクトのある味付けを求めがちです。それに比べ家庭料理は、派手さはないかもしれませんが、手作りならではの安心感と、スタッフのきめ細やかな気配りがありますよね。しばらく使っていただければ、その良さを実感していただけると思います。

 
― 確かにその通りですね。スタッフがメニュー考案から調理、盛り付けまで全てを担当する『料理代行』。一期一会の外食とは違い、継続的にお食事を作るスタッフさんの努力を垣間見ることができました。

 
岡野さん、本日は美味しいご飯と素敵なお話をありがとうございました。
ミッシェル・ホームサービスには、様々な経歴を持つ料理代行スタッフが在籍しています。『料理代行』サービスを試してみたい方、日々のお食事にお困りの方はぜひご相談ださい!

 
お問い合わせはこちらへ!
無料相談をおこなっております。お気軽にお問い合わせください。
 

飾り線
私たちと一緒にお仕事をする家事大好きスタッフも随時募集中。
詳しくは採用情報をご覧ください。
 
また、Michell!公式Instagramも日々更新しております!
こちらからご覧ください

ARCHIVE