COLUMN

【社内勉強会】カビの専門知識を学ぶ

2025.06.20
training・スタッフ研修

先日、株式会社オーシャンズの「カビ取り屋.com」の河島さんを講師に迎え、カビについての社内勉強会を開催しました。「カビ取り屋.com」は創業15年で、3,500件以上の実績を持つカビ除去の専門業者です。
 

 

通常のカビ取りは表面だけを掃除することが多いですが、これではカビの根である「菌核」が残り、再発の原因となります。「カビ取り屋.com」では独自の『現場専用調合処理MAD工法』を用いて、カビを根こそぎ除去します。この方法には以下の特徴があります。
現場に応じた液剤選択と調合、最適な洗浄法の使用
長期間の防菌・防カビ効果
建材や素材を傷めない安全な施工
 

〈日本の気候とカビのリスク〉
日本は温暖湿潤気候に属しており、特に夏場は高温多湿になるため、カビのリスクが高まります。勉強会では以下のトピックについて解説がありました。
カビの種類と発生メカニズム
発生しやすい条件
夏場の注意点
カビの予防と対策

 

〈カビの種類と発生メカニズム〉
家の中でよく見られるカビには、アオカビ、コウジカビ、クロカビがあります。カビの胞子は空気中に漂っており、以下の流れで発生します。
1. 胞子が室内の表面に付着
2. 表面の栄養や水分を利用して発育
3. 菌糸が伸び、カビが成長
4. 成熟した菌糸から新たな胞子が放出
5. 他の場所に胞子が運ばれ、再発育

 

〈カビが発生しやすい条件〉
カビは以下の条件で発生しやすくなります。
温度:25~30℃
湿度:70%以上
栄養:皮脂、髪の毛、ホコリ、食品など
酸素:発育に必須
 

〈夏場の注意点〉
特に夏場に家を不在にする場合は、以下の対策が有効です。
クローゼットや靴箱を開けて湿気を逃がす
湿気取りを設置し、湿度を管理
エアコンを使用して風を作る

また、エアコンの設定温度は25℃程度が理想的です。冷やしすぎると結露によるカビのリスクが高まります。使用後は送風運転や内部クリーン機能を使って乾燥させることが重要です。
 

〈カビの予防と対策〉
カビ予防の基本は、発生条件を減らすことです。
部屋をこまめに掃除し、カビの栄養源を取り除く
窓を開けて換気を行い、空気を循環させる
室内の湿度を65%以下に保つ

カビが発生した場合、水拭きは逆効果です。無水エタノールを使用して拭き取ると効果的ですが、素材によっては注意が必要です。
 

〈まとめ〉
カビの発育条件を理解し、防ぐ工夫をする
定期的な掃除と換気を習慣に
夏場はエアコンの適切な使用で湿度を下げつつ結露を防ぐ

これらの対策を実践し、快適な暮らしを守りましょう!
 


 

いかがでしたでしょうか?
今まさにカビに気を付けたいシーズンですよね。ご家庭の中でできる対策をして、気持ちよく暮らしたいですね(^^)
ミッシェルの社員一同、大変勉強になりました。河島さん、ありがとうございました!
 

カビ取り屋.comのサイト内で、「カビの知識と、家庭でできるカビの除去法」をご紹介しています。
カビ取り知恵袋
 

またミッシェルでは定期のお掃除代行サービスや長期不在の留守宅管理サービスも承っております。
是非、ご用命ください。

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