COLUMN

整理収納はゴールではなくスタート!すぐに片付けられる仕組みを提案します。

2023.11.20
Organization・整理収納

整理収納サービスを開始してから早くも3年が経ちました。お陰様で問い合わせをたくさんいただいています。今月は、主に関東エリアのご契約者様を中心に担当している整理収納アドバイザーの小泉さんと太田代さんに、このサービスに関する疑問や、使い方についてお話を伺いました。
 



太田代さん(左) 
整理収納アドバイザー1級。家事代行歴は12年。片付けが大好きで整理収納の勉強をスタート。サービス開始に合わせ1級資格を取得した。今は家事代行と整理収納の二刀流でサービスに従事している。

 
小泉さん(右) 
整理収納アドバイザー1級。出産を機に家中にモノが増え始め、片付けていたつもりが実際はとても使いにくいことに気付く。一念発起し整理収納の勉強を開始。現在は2級認定講師の資格も取得。

 
 
“仕分け”作業はお客様のペースに合わせ
寄り添いながら進行

 

―― 現在はご契約者様を中心に訪問されているんですか?
小泉アドバイザー(以下、小泉):はい。家事サービスの担当スタッフが定期的にお掃除に入らせていただいていますが、やはり、色々と物が溜まってきたりして、「思い切って片付けたいんだけど…」と、ご相談いただくことが増え、整理収納サービスのご依頼も多くなりました。

 
―― お二人で訪問されているんですか?
太田代アドバイザー(以下、太田代):そうですね。小泉アドバイザーを中心に、私がアシスタントとしてフォローしながら、一緒に整理を進めていきます。一番難しいのは、“どこに何をどう収納するか”なんですが、そこは二人で図面を見ながら相談して検討しています。

 
―― どのように進めていくんでしょう?
小泉:初回カウンセリングは、じっくりお客様のお悩みや、整理後にその空間をどう使いたいかなど、詳しく話をお聞きします。その点ミッシェルのご契約者様は、事前にお部屋の広さなど分かっていることも多いので、計画を立てやすいというメリットがあります。
 

 

初回はじっくりカウンセリング。どのような点に困っているか、片付け後どう使いたいかなど細かくお話を聞き、実際に収納状況を確認する。

 
カウンセリング後にお見積もりの提出などを経て、実際の片付け作業に入ります。その日整理する箇所(範囲)の物を全部取り出すことからスタートさせます。そうすることで、全体の“物量”を把握できますよね。似たようなお洋服が複数出てきたり、賞味期限切れの物が出てきたりと、中身を精査する意味でも一度全部出すんです。そこで、要不要を判断していただきながら、まず全体の物量を減らしていきます。
 

―― 全部出しかぁ(笑)、一気にぶわ〜っと広がるし、一人では時間のかかる作業ですね。
太田代:少しでも仕分け作業がスムーズに進むようサポートするのもミッシェルの役割です。いきなり捨てるかどうかと聞かれても、気持ちの整理がつかないですよね。お客様のペースに合わせながらお話を伺い、使い道を提案したり、別の収納場所へ移動させたり…。迷われている時は保留ボックスを作って後日見直せるようにしていきます。

 
―― そうしていただけると、途中で心が折れずにできるような気がします!
太田代:大丈夫ですよ。急かしたりせず、お客様のペースで進めていきますので。

小泉:ただ捨てるだけでなく、お客様のご意向に沿って寄付先などのアドバイスもできますのでご相談ください。

 

クローゼットの整理にチャレンジ!カテゴリ分けが曖昧なまま押し込んでいたため、出し入れが面倒でストレスを感じていた。

 

仕分け作業の様子。捨てるかどうか悩んだときは、アドバイザーが客観的なアドバイスをくれることも。

 

残った物をカテゴリごとに仕分けし全体の物量を把握していく。

 

仕分け作業がやっと完了〜!

 
小泉:放っておくと、物って不思議と増えてきますよね。だんだん入らなくなってきて、本来あるべき場所にそれが無いとか…。そうなると探す手間が増えたり、奥の物を取り出すのが面倒で、また似たような物を買ってしまったりと不経済ですよね。そうならないためにも、定期的に見直しすることをお奨めしています。やはり、時間が経つと不要な物も出てきますし、ライフスタイルやトレンドも変わりますから。

 
 
収納の肝は「取り出しやすい、片付けやすい」こと
経験から得たきめ細かな提案が魅力

 
―― 仕分けのハードルを超えると、次はいよいよ収納ですね。“どこにどうしまうか”が難しい?
小泉:キレイに収納すれば良いとは限らないんです。お客様にとって、「取り出しやすい、片付けやすい」ことが大事。つまり、片付けられる仕組みを作ることなんです。生活動線や利用頻度、使う方の身長に合わせて収納を考えないと、結局使いづらいまま開かずの扉になってしまいます。

 
太田代:そのために細かくヒアリングしてから収納場所を決めることもありますね。例えば、小さいお子様がいるご家庭の場合、お菓子の収納場所をどこにするか?とか。考え方により、手の届きにくい所が良いという方もいれば、すぐ取り出しやすい場所にしてほしいなど、ご要望も様々なので、気になる点はヒアリングするよう心がけています。

 
小泉:余談ですが、「旦那様のお菓子は箱を別にしてほしい」と言われたこともあります(笑)。結構込み入ったこともお聞きしますが、そのご家庭にあった収納を提案するためなんですよ。

 
―― そこまで考えながら、収納を検討するんですか…。
太田代:アドバイザーの観点からするとこの方が便利かなと思っても、毎日使うのはお客様ですから。お客様の使いやすさを優先して計画します。個々の物はボックスを分けてラベリングする、共有物はすぐ取り出せる場所に収納するなど色々考えます。

 
小泉:以前、ハウスメーカーに勤務していたんですが、注文住宅でいくら収納スペースを作っても、ちゃんと使いこなせていないお家が多いなと感じていました。ただ何となく収納するのではなく、実際に使う身になって“収納”の仕組みを作ることが大事。もちろん、お客様ごとにオーダーも違いますから、私たちも更に経験を積まないといけないと思っています。

 
太田代:今は主婦業や子育て経験もすごく役立っているなと感じる時がありますね。

 
―― 自宅に合った収納用品を探すのが大変なんですが、選んでもらえますか?
太田代:ぜひご相談ください。お家にある物をそのまま使用させていただく場合と、こちらで採寸してご提案する場合があり、事前に希望のブランドなど言っていただければ、一緒に検討することもできます。
 


収納用品が必要な場合はアドバイザーが採寸し、どこに何を収納するかを検討した後、購入品を提案してくれる。

 
 

目指すはお客様の悩みに寄り添ったサービス
 
―― これからどんなことにチャレンジしたいと考えていますか?
小泉:親御さんのお家の整理や、お子様が独立された方を対象にしたサービスに力を入れていきたいですね。親御さんが施設に入られ、その片付けに苦労されているご契約者さまを多くお見受けします。その体験から、「自分の子供には同じ思いはさせたくない」と言われることが多いんです。元気なうちに片付けることで、お気持ちも少し楽になると思いますし、新たな生活にも前向きになれるんじゃないかと…。ぜひお手伝いができれば嬉しいです。

 
太田代:ミッシェルはもともと家事代行の会社で、これは整理収納のみの会社にはない強みです。一度片付けの仕組みを作らせていただければ、ずっとキレイを保てますので、お仕事や子育てに忙しいお客様には、ぜひ一度体感していただきたいですね。マネジャーや担当スタッフと密に連携し、一気通貫で対応できるので本当に使い勝手が良いサービスだと思います。

 
小泉: “整理収納”は、あくまでゴールではなくてスタートです。すぐに片付けられる仕組みを作ることで、いつもスッキリしたお部屋になります。
より快適に暮らすためのきっかけとして、我々のサービスを使っていただければ幸いです。

 
―― 心遣いや収納に対する知識はやっぱりプロ!快適な生活空間を手に入れるために、整理収納アドバイザーに全てを委ねてみるのも選択肢のひとつかもしれませんね。片付けられずお悩みの方、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

 

キッチンのごちゃごちゃを整理したい、クローゼットを整理したい、どこに何を収納していいかわからないなど、片付けに関するお悩みありませんか?
経験豊富な整理収納アドバイザーが、片付けサポートと収納提案を行います。
 
ぜひお気軽にお問い合せください!
『整理収納サービスプラン』の詳細はこちら!

 
私たちと一緒にお仕事をする家事大好きスタッフも随時募集中。
詳しくは採用情報をご覧ください。
 
また、Michell!公式Instagramも日々更新しております!
こちらからご覧ください。

ARCHIVE